コードエディタ
家で1人でこのチャプターに挑戦している方へ:このチャプターは、動画(英語)もあるので参考にしてください。 Your new friend: Command Line
まさにこれから、はじめてのコードを書いていきます。コードエディタをダウンロードしましょう!
補足: Chromebookを使っている方は、このチャプターは飛ばして、 Chromebookのセットアップ の説明に従ってください。 あなたが選んだクラウドIDE(PaizaCloud Cloud IDE もしくは AWS Cloud9)にはコードエディタが含まれています。IDEのファイルメニューからファイルを開くと、自動的にエディタが使用できます。
注意 インストールの章で、コードエディタのインストールを前もって済ませた人もいるかもしれません。もしそうなら、飛ばして次の章に進んでください!
本当にたくさんのエディタがありますが、どれを使うかは、結局は、ほとんど個人の好みの問題です。 ほとんどのPythonプログラマは、PyCharmなど、複雑ですが非常に強力なIDE(統合開発環境)というものを使っています。 しかし、初心者にとってはIDEはそれほど適していないかもしれないので、同じくらい強力で、もっとシンプルなものをオススメします。
オススメのエディタは下記に挙げますが、気軽にコーチに質問して好みや特徴ををきいてみてください。
Visual Studio Code
Visual Studio Codeは、マイクロソフトがWindowsとLinuxとmacOS向けに開発したソースコードエディタです。 デバッグのサポート、組み込まれたGit操作、シンタックスハイライト、かしこいコード補完、スニペット、リファクタリングなど多くの機能があります。
Gedit
Gedit は、オープンソースの無料エディタで、全てのOSで利用可能です。
Sublime Text
Sublime Text はとても人気のあるエディタで、無料の試用期間があります。全てのOSに対応しています。
Atom
Atomも人気のあるエディタで、無料でオープンソース、そしてWindows、macOS、Linuxで利用可能です。AtomはGitHubが開発しています。
なんでコードエディタをインストールするの?
なぜWordやNotepadのようなものを使わず、特別なコードエディタをインストールする必要があるのかな、と思うかもしれません。
まずひとつ目の理由として、コードはプレーンテキストという、何の装飾もない文字列でないといけません。問題は、WordやTexteditのようなプログラムが生成するのは、実は、プレーンテキストではないということなんです。WordやTexteditは、RTF(リッチテキストフォーマット)などのような独自の形式を使って、リッチテキスト(フォントや書式を持った文字列)を生成します。
2つ目の理由は、コードエディタは、コードを編集することに特化しているので、コードを意味によって色づけして強調したり、引用符を自動的に閉じたりするような、便利な機能があります。
あとで使ってみて、こういった機能が全てわかるようになります。すぐに、信頼できる使い慣れたコードエディタが、お気に入りのツールになると思いますよ^^